20 Tosa students and 3 teachers will leave for New Zealand. We are very excited and a little nervous!

14日

台風の影響が心配されたため、予定よりも1日早い出発となりました。10時に出発式を行い、バスで大阪へ。悪天候とそれによる遅延も予想されましたが、車の流れも良く16時前には到着しました。夕食はホテルの近くの飲食街に出かけ、お好み焼きや中華料理などグループで好きなお店を選んで楽しむことができました。予定外の大阪滞在となりましたが、生徒たちはpositiveに受け止め、大阪の賑やかさをenjoyしていました！

15日

私たちの搭乗機が日本に到着せず、昨夜のうちにフライトが丸一日遅延することが決定したため、大阪で延泊することとなりました。とは言え、今日の大阪は晴れ。ホテルに缶詰は勿体ない！ということで、急違Tom先生考案のEnglish tour in Osakaに出発しました。ホテルから道頓堀まで徒歩10分。そこで”Missions in English”にグループで取り組みました。昼食も兼ねていたため、「焼きそばを食べてきました！」「串カツを食べました！」と、大阪の味覚を満喫したことも元気に報告してくれました。その後、なんばパークスで自由行動を取り、15時30分にホテルに戻りました。明日も外食が続くので節約のため、コンビニエンスストアで食事を買ってホテルでの夕食となりました。「ヘルシーなごはんを選んでね」と送り出すと、それぞれがしっかり考えて、サラダやお味噌汁、野菜ジュースも買ってくる素直な生徒たちでした。

August 17th, 2019

After three long days, we have finally arrived in Auckland!

16日

昨夜は大雨の大阪でしたが、今朝はこれからの素晴らしい研修を予感させるような快晴です。10時にホテルを出発し、快速ラピートで関西国際空港へ向かいました。
前日の台風の影響で1500人ほどが空港で寝泊まりしたようですが、その混雑も私たちが空港に着く頃には収まっていました。
22時のフライトまでの時間、生徒たちは椅子で休んだり、食事したりして上手に時間を使っていました。スカイデッキではたくさんの飛行機が飛んでいく姿に歓声があがりました。
19時に手荷物の受け入れ等の手続きが始まり、スムーズに出国できました。21時現在、全員元気に搭乗を待っています。いよいよ誰もが待ち望んだニュージーランドへの出発です。

17日

22時定刻に関西国際空港を出発しました。長いフライト時間の始まりです。機内ではクッションやアイマスク持参で工夫して睡眠を確保したり、ハリーポッターやディズニー映画を日本語字幕なしで聞き取ろう！とチャレンジしている姿も見られました。
17日朝8時45分にシドニーに到着し、高知を出発してから76時間。現地時間16時45分に無事オークランド空港に到着しました。空港に着くと思わず拍手が起こりました。
オークランドに着いた後はバスでNZLCへ。
添乗員さんから、研修中のアドバイス。
YES、NOなどの自分の意見をしっかり言うこと。分からないことは聞くこと。生徒たちとの出会いを楽しみにしているホストファミリーと笑顔で対面すること。「自分の言葉が伝わらなくて悔しい。」と思うことや、困難と感じることこそが自分の成長に繋がること等、貴重な体験であることを再確認した時間でした。
オークランドに着いてからは、これから始まる日々に期待と緊張の面持ちの生徒たちでしたが、NZLCでホストファミリーと対面した際には、優しい笑顔のファミリーに安心した様子で、お互い満面の笑顔で全員がそれぞれの家に向かいました。
明日はホストファミリーと休日を過ごし、月曜日の朝にホストファミリー宅から自分たちだけでバスを使って登校します。

19日

生徒たちは昨日ホストファミリーと楽しい週末を過ごしたようです。
そして今日はNZLC(New Zealand Language Centres)での研修初日です。ホストファミリーの家から電車やバスなどを使って8時45分には全員無事に到着しました。
午前中のクラスの後には“Class was so funny‼︎”と笑顔の生徒たち。
今はランチの時間です。ランチの内容は、自分で作った天ぷら、ホストマザーが作ってくれたピザ、カフェのランチなど。ラウンジには電子レンジやポットもあり、温かい物を食べることもできます。

日本以外の国からもたくさんの人が語学研修に来ており、早速新しい友達ができたようで、嬉しそうに報告してくれました。

20日

今日も午前中はNZLCでの研修でした。生徒たちは、昨日よりも少しニュージーランドの生活に慣れてきた様子です。ニュージーランドの朝6時は日本の朝3時です。登校時には眠そうな様子の生徒たちも、朝の1時間目後の休み時間には元気に話をしています。

午後からは予定通り、ワイタケレ高校に訪問しました。
ワイタケレ高校は、オークランドの西部にある、生徒数約1300人の公立学校です。
数学、科学、美術、デザイン、音楽、経済、コンピューター、サモア語、家庭科、工学などの授業があり、生徒が自由に科目選択することができます。
学校の中には広い芝生のグラウンドがありラグビーをしている生徒たちもいました。工学の授業では、実際の車を生徒が修理したり、ゴーカートを回路から作ったりと、専門的な授業が行われていました。

佐々木さんの元気な挨拶からプログラムは始ました。
ワイタケレ高校の生徒たちは、私たちのことを歓迎してくれて、すぐに打ち解け、友達になった様子でした。

今回の学校訪問では、土佐高生とワイタケレ高生がペアで、一緒に授業を受けました。それぞれのペアの生徒が選択している授業に参加したので、デザインやドラマ、料理を体験したりしました。自分のベッドルームをデザインしたり、映画を見たり、普段にはできないような体験が出来て、生徒たちはとても喜んでいました。

家に帰ってからはホストファミリーにも英語を教えてもらったり、家にいる子どもたちと遊んだりしているようです。
布団が寒ければ、「毛布をください」と交渉する。予定が変更されれば、それをホストファミリーに自分で伝える。普段の生活の中では察してもらえることでも、自分たちで対応していかなければなりません。まさにアドベンチャーです。
生徒たちは、日本との違いに戸惑いながらも、それを楽しんでいるようです。

August 22nd.

After a morning of lessons at NZLC, we had a chance to look around Auckland University!

22日

午前中は語学学校での学習です。生徒は毎朝登校してすぐに、ホームステイジャーナル（日誌）を提出する決まりになっています。そこには、ホストファミリーとの関わりの様子や、授業の内容、感じたことなどを英語で記述します。
「そろそろホームステイが終わるから寂しい。」「今まで食べたことのない食べ物に挑戦してみたら美味しかった。」「和食を食べたくなって放課後食べた！」などの言葉を見ると、生徒たちの経験が日に日に増えていることや、研修が終わりに近づいていることを実感します。

午後は語学学校から徒歩でオークランド大学に向かいました。
オークランド大学は生徒が約4万人で100以上の国の留学生を受け入れている総合大学です。

生徒たちは4つのグループに分かれ、そこに通う大学生や大学院生にキャンパスツアーに連れていってもらいました。大学のカフェテリアで食事をしたり、構内にある歴史的な建物を見たり、案内してくれた学生から話を聞いたりして有意義な時間を過ごしました。

Saturday August 24th

Finally the sun came out just in time for our trip to Rotorua! It was an amazing experience for both students and teachers!

24日

ホストファミリーと別れの朝です。
7時45分にオークランドを出発し、ガイドの児玉さんの案内のもとロトルアに向かいました。
実は、往路の飛行機が遅れたため、当初は観光できない予定でしたが、添乗員さんや現地のスタッフの皆さんのおかげで最終日に観光ができるようになりました。
このロトルア観光は、たくさんラッキーなことが重なる素晴らしいものになりました。
ロトルアは前日まで雨が続いていたのですがこの日は快晴でした。
まず、ロトルア湖のそばのノンゴタハ山を上がった所にある展望の良いレストランに行きました。計画の段階では、私たちが行く日にはゴンドラがメンテナンスの期間中で休みだったので山頂までバスで上がる予定でした。
しかし現地に行ってみると、ゴンドラがすでに動いています。なんと、24日の朝からゴンドラが再開したそうです。みんな大喜びで、ゴンドラからの景色を楽しみ、その後は美味しいバッフェをお腹いっぱい食べました。
ロトルア湖の湖畔を歩いて、アヒルやブラックスワン、ニュージーランドの鳥プケコを見て、写真もたくさん撮り、昔の温泉保養所があるgovernment gardenに行きました。
チューダー様式の美しい建物に、「カッコいいー！！！」の声がたくさん上がりました。

その後はマオリの村のテプイアへ。そこには自然の間欠泉があります。自然のものなので、いつ間欠泉が上がるかわかりません。しかし、わたしたちが到着してすぐに、間欠泉が勢いよく上がり始めました。それを見つけた途端に、近くまで走りはじめる女子たち！迫力ある美しい光景を見ることができました。
また、タイミングが合わなければ見られないキウイバードも、見ることが出来ました。
ホテルではみんなで南十字星を見た後に、マオリの伝統料理のハンギのディナーを食べました。お肉やデザートがとても美味しくて、みんなたくさんおかわりしました。
ディナー後はマオリショーです。6人のダンサーが来てくれていました。ショーは大盛り上がり、途中女子は全員ステージに上がり伝統的なポイダンスを、男子も全員ステージに上がりハカを踊りました。後で聞いたところ、普通ステージに上がれるのはグループで二人程度。今回のように全員がステージで上がれることは珍しいようです。土佐の生徒たちが楽しんで見てくれたので、ダンサーの方のご厚意で全員ステージに上がれたそうです。
今日はいよいよ日本に出発する日です。日本との違いや、ニュージーランドの多様性、そして伝統的な文化を体験しました。ホストファミリーとの触れ合いも、かけがえのないものとなったと思います。
日本を離れ、自分たちだけでバスに乗り、困ったことがあれば交渉し、解決する。海外の友達をつくる。ひとまわり大きくなった生徒たちです。
このような素晴らしい研修が色々な方々のサポートのもとにできたことに感謝します。
現在は全員元気にオークランド空港に来ています。この後はカンタス航空でシドニーに向かい、乗り継いで羽田空港、そして高知空港に戻ります。