2021 ガーナの高校生とオンラインで交流

2021.10.30

コロナの影響で昨年度は原宿スーパーよさこいが中止となり、これまで続けてきたガーナ共和国の高校生たちとの交流プログラムの実施が難しくなっていますが、今年はガーナの高校生たちとオンラインで交流しました。テーマはCovid19の医療状況についてでした。

10月30日(土)17:00(ガーナ現地時間は朝8:00)、学校のPC室に集合した生徒たちはズームを使って、日本人医師による医療体制や医療の現状についてレクチャーを聞いた後、日本とガーナ、またそれぞれの地域のコロナ対策について情報を共有し、活発な意見交換を行いました。 パドレットというチャット機能を用いて、日本の高校生とガーナの高校生たちと意見交換を行いました。日本から麻布高校、六甲学院高校、本校、ガーナから8校の参加がありました。 ガーナの高校生の多くが寄宿舎生活をしており、感染リスクを減らすために、常時マスクを着用しているため、実際に対話することが難しいと想定されたため、チャット形式でコミュニケーションを図ることになりました。誰かが質問を打ち込むと、誰でもその質問に答えることができます。1つの質問について次々と返信が返ってきて、生徒たちは読んだり、自分の考えを打ち込んだりと大奮闘。予定されていた2時間はあっという間に過ぎて、生徒たちは「楽しかった。これからも交流を続けていきたい」と感想を述べていました。 ガーナ交流支援会の中田さんをはじめ多くのOB・OGの方が生徒たちの交流の様子を見守ってくれました。閉会にあたり元ガーナ大使の本校35回生浅井和子さんが、参加した高校生たちに向けて流ちょうな英語で話された激励の言葉が心に残りました。

(文:高橋 写真:岡松)