1月10日(火)、第3学期の始業式が行われました。
小村校長は、大学受験を控えた高校3年生に「体調を整えながらしっかり頑張ってください」と優しく激励しました。続いて、受験勉強にも通ずる《時間の壁》について、「入試まで限られた時間しかないけれど、時間がないから今までと違うことをするのかと考えた時に、『たとえ明日世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える』というマルティン・ルターの言葉が思い出されます。世界が終わるという結果があっても今やっていることにはすべて意味があると思い、今やる!ということを大切にしてほしい。高2生・高1生も同じです。今やれることを一日一日大切に積み上げていける新しい年にしよう」と語りかけました。
続いて田村生徒部長は、「2023年は謙虚さと忍耐力をキーワードに進んでいきたい」としたうえで、テニスプレイヤーのラファエル・ナダル選手が設立したテニススクールでの彼の言葉を紹介し、生徒達へのメッセージとしました。最後に「生徒部は今年も生徒みなさんの味方です、困ったことがあれはいつでも来てください」という姿勢を示しました。
藤岡進路部長は、本校77回卒業生・平林正稔さんがNASAで行っているミッションに関する新聞記事を取り上げ、「1月1日うさぎ年の初日にこの記事が高知新聞に掲載された意味を考えていました。高3生も、高2高1生も結果ばかり気になると思うけれど、気にしなければいけないけれど、そういう時だからこそほんの少し空を見上げる時間もつくってほしい」と述べました。
式の終わりには、冬休み中に行われた全国大会に出場し、優秀な成績を収めた弓道部(2O金田くん・2N北川くん・1O佐竹くん・1S猪俣くん)が全国高校弓道選抜大会第5位の結果報告をしました。活躍した選手たちへ大きな拍手が送られました。
始業式後、高3生は筆山ホールに移動し、決起集会を行いました。進路部長と学年主任から、受験に際しての注意事項の確認、力強い言葉での激励がありました。
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