中学卒業式
2025.03.18

318日(火)、2024年度土佐中学校卒業式が行われました。

M田校長は、「報恩感謝の名のもと、勉学に行事によく励んできました。特に、6年ぶりに通常開催となった向陽祭は、創意工夫をこらし、存分に楽しんだと思います。一方、成績のこと、進路や部活のことなど、楽しいことばかりではなく苦しみも多かったでしょう。それでも、学業もスポーツ文化面においても、土佐の目指す文武両道を果たしてくれたと感じています。新しい道に進む皆さんは、ぜひ自発的であってください。自発的に学ぶことで、社会への準備をしてほしいです。文武両道を目指し、勉強だけでなく様々な活動を実践し、自分という存在を見つめてください。自由と規律を忘れず、それぞれが自身の核を認識できるように。3年間よく頑張った皆さんに敬意を表します。心からおめでとう」と、式辞を述べました。

卒業生代表の市浦煌生さんは、「入試を突破し、緊張と期待で入学した土佐中学校でした。最初は慣れるのに苦労しましたが、中学生活はかけがえのない時間になりました。向陽祭では土佐中高の一体感を感じ、運動会には感銘を受けました。スキー研修では規律と協働を学び、友人との仲もぐっと深まりました。将来を意識しながら過ごした中3では、より主体的に動く友人たちと、中3らしい合唱コンクールをつくりあげられました。先生方・家族・後輩たち、周囲の支えがあったからこそ今の自分があるのだと思います。学年通信のタイトル『Seize the Day』とあるように、3年間の経験を糧に、これからも仲間と共に今を楽しみながら進んでいきたいと思います」と、爽やかに答辞を述べてくれました。

残る寒さの中にも春の息吹を感じられる今日、卒業生たちは晴れやかな表情で土佐中学校を卒業していきました。