中学入学式
2025.04.09

 4月8日(火)、2025年度土佐中学校入学式が行われました。今年度は260名が新中1生として新たな一歩を踏み出しました。


 M田校長は式辞で、「皆さんを迎えられたことを心から嬉しく思います。中学受験という選択をし、それを乗り越えてこられたことにも賞賛をおくります。本校は土佐の地から社会に貢献する人材の輩出を目的に設立されました。その柱として学問・礼節・スポーツを掲げ、これらをバランス良く成長させるのが土佐中学校です。学んで問う力を養うために、自学自習を大切にします。挨拶を基本に『凡事徹底』、学年通信のタイトルにもあるように当たり前のことを当たり前にやります。心と身体の健康は直結しています。健康な身体をつくってください。良き先輩・良き先生に出会いながら、高いレベルの文武両道を目指していきましょう」と述べました。

 

新入生代表の橘珠里さんは、「私が今ここに立つことができているのは、支えてくださった方々のお陰です。昨年、日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞したことが話題となりました。地道な活動による受賞は、各地で続く紛争をとめるきっかけになるでしょう。このように、衝突や意見の違いがあっても諦めず、自分の目標をかなえていきたいです。新札の肖像となった渋沢栄一の言葉には『無欲は怠慢の基である』とあります。今の自分に満足せずに、自分なりの課題を見つけ、頑張って取り組んでいきたいと思います。自身の夢や目標に向かい、この伝統ある土佐中学校で成長していくことを誓います」と中学生活への抱負を述べてくれました。


 初々しさの中にも、新入生の決意の感じられる有意義な式となりました。