4月9日(水)、2025年度1学期の対面式・始業式が行われました。対面式とは、中学・高校それぞれの新1年生と在校生が初めて顔を合わせ互いに挨拶を交わす式です。
中学新入生代表の田村睦平さんは「私たち新入生260名は、昨日この伝統ある土佐中学校に入学しました。努力が報われた嬉しさと共に、緊張も感じています。部活動や勉強など、さまざまな場所から集まる友と始まる新生活をとても楽しみにしてきました。現代を生きる私たちは、様々な課題を解決しなければいけません。恵まれた環境に感謝し、平和が続くよう考えていくことが必要です。課題に対して自主的に取り組み、土佐中生として努力していきたいです。先輩方・先生方、未熟な私たちにご指導をよろしくお願いします」と挨拶しました。
在校生代表の中3橋本風凜さんは「新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。これからの学校生活、時間をどう活用していくか。自ら道を選び、積み重ねていく時間であってほしいです。自分で道を選択していってください。戦争や貧困の影響で、国内外に関わらず学校にも行けない人がいます。私たちは教育を受ける権利をもっています。与えられた機会を最大限に利用し、成長していってほしいと思います」と歓迎とエールを送りました。
続いて始業式が行われ、M田校長は「総勢765名で今年度の土佐中学校がスタートします。先ほどの対面式でも、世界に目を向けた話が出てきました。皆さんにはやはり、今いる環境に感謝して、社会に貢献する基礎力をつけてもらいたいと思います。今年度も『挨拶』を大切にしてください。これは土佐が掲げる『報恩感謝』を体現したものだからです。挨拶は良い気持ちを生みます。良い気持ちからは良い行動が生まれます。活気あふれる日常、活気あふれる学校生活を目指して頑張っていきましょう」と述べました。あわせて今年度着任した3名の先生方の紹介もありました。
その後、沖生徒部長・山田進路部長の挨拶へと続きました。温かくも身の引き締まる内容に、生徒達は新学期の決意を新たにしました。
中学校に続いては、高校の対面式・始業式も行われました。高校対面式では新入生代表の黒川渚さん、在校生代表の高3山脇岳さんがそれぞれ挨拶をしました。
中1生を除き、明日からは通常授業が始まります。
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