2学期始業式
2025.09.01

9月1日(月)、始業式に先立ち、2025 年ガーナ・日本学生交流行事のため来高中のガーナ高校生歓迎式がありました。土佐高生からは生徒会長坂本陽愛詩さん、中央委員会会長橋本風凜さん、ガーナ生からはサミエルさんの挨拶がありました。その後、それぞれに記念品の交換もありました。ガーナ交流団は、午後から校内で書道や茶道、バスケットボールなどの部活動と交流します。

その後、第2学期の始業式が行われました。

M田校長より、「夏休みはいかがだったでしょうか。暑さが残る9月ですが、健康で活気ある2学期にしましょう。この夏休みは、夏期補習を含み、勉強、海外研修、インターハイ、総文祭など、それぞれが多様な活動を行ってきたと思います。そんな皆さんの活躍に心から敬意を表します。高3黒石遼空さんは、インターハイ・バドミントンでベスト8に輝きました。部活動にしろ勉学にしろ、土佐の環境の中で自発的に行動できるのだと思います。2学期のスタートにあたり、今一度自分自身を見つめ直してください。今学期は行事とともに、受験も本格化します。メリハリをつけて過ごしていきましょう」と始業の挨拶をしました。

続いて、沖生徒部長は、「夏休みは充実していたでしょうか。夏の学びを2学期の学校生活に活かしていってください。私はテニス部をインターハイに引率し、上には上がいるということを痛感しました。その時、「鬼滅の刃」の『悔しいなぁ。何か一つできるようになってもまたすぐ目の前に分厚い壁があるんだ。すごい人はもっとずっと先のところで戦っているのに俺はまだそこに行けない』という台詞を思い出しました。どこまでいっても上には上がいます。でも、だからこそ挑み続け、謙虚でいられるのだとも思います。結果が出たときは周囲に感謝し、でなかった時は自分自身を反省する。今、それが逆になっている人はいませんか。皆さんがこういう気持ちを持ち続けていれば、きっといい2学期、いい土佐高校になっていきます」と述べました。

最後に、山田進路部長は、「毎年やってくる夏ですが、あなたの今の夏は1度しかありません。ある時期、その時間、自分が一生懸命取り組んだものがいつの間にか自分の力になっている。自分の生き方や考え方に繋がるのだなと、この夏本を読みながら感慨に浸りました。1学期の終業式で、各学年にお願いをしました。特に、高校3年生はやるしかありませんでしたが、やれましたか。ここからは、普通にやっていたら成績は下がります。とにかくしんどいです、これからの期間は。それでもその大学にいきたいですか。自学自習が身についているか、自分一人で勉強ができるか、そこを見直して勉強に取り組んでください」と語りました。

 明日は全校実力試験、明後日からは通常授業が開始になります。