１２月１６日（火）、期末考査・大掃除終了後、第二学期の終業式が行われました。

　�M田校長は、「期末試験が終わりました。何事においてもしっかりとした振り返りや反省が大切ですね。それができる人がさらに一段階ステップアップするのだと思います。二学期も、挨拶と言いつづけました。土佐の理念『報恩感謝』の基本は挨拶だからです。寒いですが、皆さんの挨拶で心が温まります。良い習慣を続けていきましょう。二学期はたくさん行事がありました。皆さんは多くの活動を通じて人として成長しています。そして、行事と勉学とを切り替えながらやってこられたでしょうか。この勉学との切り替えこそが、『文武両道』です。自問自答してみてください。メリハリをもって過ごせた二学期であれば良かったです。勉学の本分を見失うことなく成長を続けましょう。最後にネットについて。ネット使用時間が長ければ、勉学や睡眠に明らかに影響が出ています。ネットとは上手に付き合ってほしいです。冬休みに入りますが、土佐の生徒としての自覚を忘れず過ごしてください。それでは、新しい年にまた良い挨拶を交わしましょう」と述べました。

　続いて、沖生徒部長は、「期末考査お疲れ様でした。今年度、学校アンケートに登校時間を調査する項目を入れました。始業近くに登校する生徒の割合から計算すると、どれだけ多くの土佐校生の通行が近所の方々に迷惑をかけているかが想像できます。登校時間に気を付けてください。服装についても二学期何度も注意をしました。生徒必携で確認をしておきます。最後に『優しさ』について。優しい人とはどんな人か。人の気持ちがわかることは大切だと思いますが、イコール優しいではないと思います。ネットの世界には人の気持ちがよくわかるからこそ、それを利用して相手を傷つける人がいます。優しさとは、相手の気持ちを考え、さらに相手のためになる行動をすることです。優しさには多くの要素がありますが、まず身近な人に優しくしてください。明日からの冬休みが始まりますが、自分が楽しいだけでなく誰かのためになる優しい生活をしてください。また三学期に会いましょう、よいお年を」と挨拶しました。

最後に、山田進路部長は、「高１生は将来を見据えた文理選択を考えてください。将来に関する本は読みましたか。大学のＨＰは見ましたか。模試は受けましたか。高２生は、学習習慣を身につけてください。苦手な科目に取り組みましたか。大学の学部学科情報を仕入れましたか。スマホを管理できていますか。高１・２生は今の授業を大切にしないと高３で必ず伸び悩みます。とにかく自学自習で基礎力を身につけられるよう自分で学ぶことを心がけましょう。今の貴重な時間を大切に過ごしてください。高３生にはまた後ほど、集会でお話しします」と述べました。

　12月17日より高３生は冬季補習、高２生以下は冬休みとなります。

終業式後には、冬休み中に全国大会に出場する部活動の壮行式が行われました。弓道部・自転車競技部・棋道部・英語研究部から各選手の紹介があった後、出場生選手を代表して、自転車競技部の西森優豊さんから挨拶がありました。生徒たちは激励で選手団にエールを送っていました。